Peeping and watch―のぞきと監視の差異 | Social Stalking
Peeping and watch―のぞきと監視の差異



ありきたりな環境の中に散らばる異変、気づき。
特にその人為性悪意を察知した証言者たちの声々には、
「盗聴」「盗撮」行為といった疑念なども含まれている。
それら猜疑心の形成は多くの場合、
特定、不特定者らによる「ほのめかし」や侮蔑行為をうけてきて―
とする証言をよく目にしてきた。

自身のプライバシー、個人情報、プライベートに接触し、
ほのめかされるその内容は、そのタイミングの際どさとも相まって、
「のぞかれている」とした意識とその不快な自覚が表出してくる心理的過程がある。

この種の話題では、
関連妄想性との指摘を揶揄される状況を少なからず目にしてきたが、
マーケットにおける盗聴機材や、盗撮機器類、
また、積極的に一般公開されていない技術、
そして盗聴法といった干渉過多な、社会精神的実情を伺い知れば、
その揶揄する者の真意を推察できる。

私自身も以前、モラル・ハラスメントタウンを歩行中、
ちっちゃな女の子が走り寄ってきて、
自身の食事内容に触れる内容とともに、「バカ」と言い放たれ、
唖然としたことがあった。
それでも気のせいかもしれないと受け流そうとした際、
「ママー、言ってきたよ」との言葉に振り返った。
車二台分ほどの距離を置いた後方に立つ母親らしき人物に向かって、
あどけなく伝える声が、いくらか控えめだった潮騒と共に耳に届いた。
女性はばつの悪そうな表情を浮かべつつ、
なぜか目のあった私に軽く会釈をした、そんな記憶と記録が残っている。

こんな些細な出来事とも相まって、
普段は考えもしないし興味もないテーマをあえて引っ張り上げた。
のぞきと監視という言葉の実態、つまり、
のぞく側とのぞかれる側、そして、
監視する側と、それを受ける側の言葉の使い分け、
両者による認識の差異について、手短に考えていく。

のぞきと監視の違いを考えたときに、
「防犯監視カメラ」を例にとればわかりやすくなる。
生活安全条例推進的背景、公道上のオービス。
巷に溢れる「防犯カメラ」は、そのカメラたる性質から、
「覗き行為にも転用可能」だとは、思っていても公言する者は多くない。
「監視カメラ」「防犯カメラ」として設置されている無機質な機器類は、
ことの本質を見誤っていく総社会的実態につながっていく。
そんな実情は、実態を反転化した名称にすら、みごとに映し出されている。

これに限らず、人はどんなことでも歪曲し、
利己的に歪めた解釈をしようとする傾向と、その性質を保有している。
だから人々はそんな性質を自覚的、無自覚的に留意し、
「理性」で適時対応していくことで、自己を健全に保とうとする自制心が機能する。
しかしながら、そうふるまう必要のない生活者も、
集合的に存在していると耳にしてきた。

彼らの自制心なき欲求行為はもっぱら、
「耳馴染みの良い言葉や名称化」によって、表面を着飾り偽装するとされる。
また、その偽装行為者自身が、自らの偽装行為を他者へなすりつけ、
その矛先を振り交わす、などというような、
人間の精神的性質には、そんなえげつなく利己的な悪意すらもあり、
否行為者にとってこれ程手を焼く気性はない。
まさに、ここでもモラル・ハラスメント気質者との一致を見てとれる。

監視とされる行為を合法的に行える社会的な集合隊の存在については、
改めて言及するまでもないが、その構造が、
上記のような歪曲利己的性質をもった人物らの集合体であるとする、
複数証言を基に仮定してみた場合、
証言者たちが発信する内容との接点を、より強固にすることが見て取れる。

生活をのぞき見られてしまうような、
そんな状況下に置かれて暮らしていると自覚する方々には、
それら行為はどう見ても「覗き行為」としか解釈できない。
一方で、それはのぞきではなく監視であるとして、
組織内及び自己内心面においてのみそう強気に言い張る、
権力的な見識を展開する者たちがいる、とする見方もある。

つまり、その立場、利害環境の違いによって、
同種行為が監視にもなり覗きにもなるという、
置かれた立場による違いが、そのまま利己的な認識として正当化、
あるいは防護的な認知として在るに過ぎないことがわかる。
従って、双方が相容れることはない。

一般的な社会通念に基づき、
個々の複数証言者の声とともにその立場立場を俯瞰してみても、
「監視」なる行為にさらされる理由は見当たらない、一般人たちばかりが証言を続ける実態からは、何が読み取れるのか?
そして現実にあるのは、それら実感者をメンタルな観点のみから、
執拗に固執し応対し続ける現社会。

監視行為としての暮らしや頭覗き実態というものは、
果たしてこの国の中に蔓延しているのだろうか?

「ママー、言ってきたよ」というものを含めて。

                     Ⓒwindyjuly 

(12Nov 2007 一部加筆)
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